「キノコ博士と行く!キノコ散策ツアー」レポート~キッズのための体験学習 School Tour Ship~

きのこ散策ツアーが開催されました!

こんにちは。きのこのかわいさ知らしめたい!ちょこすき~☆です。

先日、キッズのための体験学習 School Tour Ship(スクールツアーシップ)

「キノコ博士と行く!キノコ散策ツアー」という日帰り体験学習ツアーが開催されました。なんと、わたくし、ちょこすき~☆が講師役を務めました!!

こちらのスクールツアーシップでは、きのこを目的としたツアーははじめてとのこと。きのこ好きのこどもたちはどのくらい参加してくれるのか?ちゃんときのこが生えているのか?当日の様子をレポートしちゃいます!

目次

スクールツアーシップとは

スクールツアーシップとは、プラスワン教育さんが開催する子どものための宿泊&日帰り体験学習です。

椎茸

『子ども達が生きる上で本当に大切な音楽でも、スポーツでも、遊びでも、なんでもいい。何か好きなことをひとつ見つけ「夢中になれる力」を身につけてほしい』
教科書では学べない一人ひとりの『プラスワン』をみつけるプログラムがここにあります。

プラスワン教育スクールツアーシップHPより

椎茸

スクールツアーシップには3つの特長があります。

POINT1 本物へのこだわり

POINT2 経験豊富な指導員

POINT3 数多くの多彩なプログラム

毎週末にプログラムが予定されていますので、興味の対象から選ぶも良し、予定が空いている日から選ぶも良し、開催地で選ぶも良し、ご都合に合わせて参加できると思います。

プラスワン教育さんのホームページはこちら↓

「キノコ博士と行く!キノコ散策ツアー」開催概要

きのこの魅力を学習し、新たな趣味にしませんか?

 おすすめポイント

きのこ博士と過ごすことで、知識を深めることができます

いきものや昆虫、植物に興味のあるお子様におすすめです

新しい発見が生まれ、好奇心が刺激されます

開催日:2023/10/1(日)

行き:8:00~9:00池袋発(列車)横瀬

  • きのこ博士と秩父周辺きのこ散策
  • 昼食(溶岩バーベキュー)
  • きのこ講座
  • きのこクイズ
  • 原木栽培のしいたけ狩り(お持ち帰り200g)

帰り:横瀬(列車)池袋着16:30~17:30

いよいよ当日!秩父へGO!

横瀬駅でみんなを待つ

集合は池袋ですが、私は直接現地へ向かい、子どもたちと指導員の先生を待ちます。

週間予報では晴れだったのに、天気予報が変わり午後から雨予報……。駅に着いた時もどんより曇り空。きのこは雨の方がたくさん生えますが、観察は雨じゃないほうがいいに決まっています。どうかお天気持ちますように。

横瀬駅に無事到着したみんなと、ごあいさつをします。

「こんにちはーーー!!」

元気な大合唱に嬉しくなります。

子どもたちは年長さんから小学校6年生までの7名が参加してくれました。たくさんきのこが見つかるといいね!

森へ散策に行こう

自己紹介を済ませたら、横瀬駅から歩いて森へ散策へ行きます。いくつきのこを見つけられるかな?

「私ツチグリが見たい!」

「私はロクショウグサレキン!」

おお~、すでに子どもきのこ博士が何人も潜んでいるぞッ。これは頼もしい!

うっそうとした森に入っていきます。ドキドキ……。

「この辺にきのこがありますよー。わかるかな?」

「どこどこ?」

「あ!あったー!!」

観察のようす

見つけたきのこは、「きのこ観察ノート」に絵を描き名前と特徴を書いていきます。きのこ観察ノートをいっぱいしようね。

見つけたきのこたち

エリマキツチグリ

エリマキツチグリ

ウスタケ

ウスタケ

フジウスタケ

フジウスタケ

ベニタケ科のきのこ

ベニタケ

ツルタケ

ツルタケ

キボリア・アメリカナ

和名がない、キボリア・アメリカナ

その他

撮影できませんでしたが、他にも

カワラタケ

キツネタケ

キツネノハナガサ

ナラタケモドキ

ニセキンカクアカビョウタケ

ムジナタケ

などがありました。

名称不明のきのこたち

名称不明・食毒不明のきのこもたくさんありました。

帰宅して図鑑で調べましたが、図鑑に載っていないものや、出てきたばかりで判別できないものだったようです。調べきれなくてごめんね、子どもたち。

タマチョレイタケのなかま?
クギタケのなかま?
ベニタケのなかま

ここまでで森の入り口から20mほどしか進んでいないのですが、なんと、用意されていた「きのこ観察ノート」はいっぱいで書くところがなくなってしまいました。すごい!!

まだまだきのこは生えていそうですが、お昼の時間なので、名残惜しいけれど駅へ戻りましょう。

それと、きのこを触ったあとはきちんと手を洗いましょう。

お昼は小松沢レジャー農園でバーベキュー

駅から送迎バスへ乗り、「小松沢レジャー農園」さんへ向かいます。

武甲山を望む

武甲山を望む好立地にあり、横瀬駅から送迎バスもあるため電車でも来やすい観光農園です。

おまちかねのお昼はバーベキューです。とってもおいしかったです。セットのお味噌汁にもきのこがいっぱい入っていてテンションが上がりました。きのこ嫌いのお子さんは多いですが、この日のメンバーはきのこを食べるのが好きな子が多かったみたいです。

溶岩バーベキュー

お昼を食べた後は「きのこ談義」「どっちがどくきのこ?クイズ」をして楽しみました。

どっちがどくきのこ?クイズ

子どもきのこ博士がいっぱいいたので、「クイズ簡単すぎだよ~!」と言われてしまいました。ううむ、つわもの揃いじゃのう……!!

クイズが簡単なんじゃない、君たちが詳しいのだ!!

でも、すべての写真をちょこすき~☆先生が自分で撮ってきたんだよ、と紹介したら、きれいなきのこ写真に驚いてくれました。よかったー。

シイタケ狩りをするよ

さて、引き続き小松沢レジャー農園さんでシイタケ狩りをします。

しいたけの森に移動

こちらでは原木シイタケの栽培を行っており、有料でシイタケ狩りをすることができます。シイタケは菌床栽培がほとんどで、原木シイタケは国内で7~8%ほどしか流通していません。とても貴重なんですよ。

原木栽培と菌床栽培の違いについてはこちら↓

シイタケかわいいなー

シイタケがぽこぽこ出ているの、とってもかわいいですね。傘の鱗片がふさふさしているのが特徴です。この鱗片は落ちやすいので、山で見かけるときは見た目が異なるかもしれません。意外とシイタケってわかりづらいんですよね。

シイタケの詳しい記事はこちら↓

大きいの見つけられるかな

市販のものは流通上の都合で傘が開ききっていないものが好まれますが、シイタケ狩りの場合は傘がしっかり開いたものを採りましょう。香りがしっかりしておいしいですよ。その代わり日持ちしませんので、持ち帰ったら早めに食べましょう。

「大きいのあったよ」

「これの方が大きいかな」

「この一番大きいのを私が食べる!」

みんなとっても楽しそう。自分で採ったきのこ食べられるの嬉しいね。

お持ち帰り

きのこは採取した後も生きていて成長するので、袋が結露しています。採れたてがいちばんおいしいですから、さっそく今日の夕飯にしましょう。

小松沢レジャー農園さんのホームページはこちら↓

 

さようナラタケ~!空から涙雨が……

さてさて、楽しいひとときはあっという間。シイタケ狩りに夢中になっていたら、帰りの電車の時間が迫っているとのこと。もっとゆっくりしたいけど、お別れの時間です。

送迎バスの方へ向かう途中、急に大粒の雨が降ってきました。まるで、お別れを惜しむような涙雨です。

子どもたち、とっても楽しい時間を過ごしてくれたようで嬉しいです。ちょこすき~☆先生も楽しかったよ!口々にまた来たいと言ってくれました。来年も企画されるといいですね。

お別れは、さっきみんなとお話しながら決めたさよならの合言葉を使いましょう。

「さようナラタケーーー!!」

ちなみに、さっそくその日の夕飯でシイタケ肉詰めチーズ掛けを作りました。おいしかったですよ!農園さんでは味噌マヨネーズもおすすめと紹介されていました。

シイタケ肉詰めチーズ掛け

プラスワン教育さんのスクールツアーシップでは、自然系以外にも様々な体験学習ツアーが開催されています。おとなも参加してみたくなるようなツアーがいっぱい……!!

ぜひ一度ホームページをご覧くださいね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『きのこのかわいさ知らしめたい!』
きのこってかわいい。きのこっておもしろい。きのこってふしぎ。
地元相模原や富士山エリア、旅先で見つけたきのこの写真を撮っているアマチュアきのこ写真家です。
かわいいきのこの魅力を写真で伝えていくため活動しています。
きのこのかわいさは食毒(食べられるかどうか)に関係がないので、基本的には食毒に触れないスタンスです。
好きなきのこはベニテングタケです。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次