叩けばホコリの出る身…つついて遊べるホコリタケに会いに行く☆きのこ観察に出かけよう☆

こんにちは。きのこのかわいさ知らしめたい!ちょこすき~☆です。

 

遠出はできないけれど、少しリフレッシュしたい…。そんなときはきのこ観察をおすすめします。

 

今日はホコリタケに会いに行きましょう。

 

目次

ホコリタケってどんなきのこ?

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ぷにぷにのホコリタケ

ホコリタケは以下の特徴を持っています。

  • 丸型
  • 柄のような無性基部がある
  • 白色のち褐色
  • 外皮に円錐状のとげがある
  • 幼菌時は内部が白色でマシュマロ状
  • 熟すと内部が粉状の胞子となる
  • 熟すと頂部に穴が開いて茶色の胞子を出す

まん丸でプニプニしていて愛嬌のあるかわいらしいきのこです。

 

ホコリタケはいつ・どこで会えるの?

ホコリタケは、早春から晩秋まで発生し、非常によく見かけるきのこです。

場所は、湿度のある林やちょっとした草地など様々な場所の地上に発生します。標高も、低地から高地まで幅広く見られ、群生することも多いので見つけやすいきのこです。

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どこにでもいる身近なきのこ

真冬ですと発生自体はまれですが、秋に発生したものが残っている場合があり、胞子を出し終わったホコリタケを見かけます。そのため寒冷地でなければ一年中見られるきのこです。冬でも運が良ければ内部に胞子が残っていて、つつくとボフッと胞子が出ます。中身が空っぽになっても、皮だけ残っていたりします。

 

ホコリタケの名前の由来

ホコリタケは、里山の近くで生活したことのある方には身近なきのこだと思います。こどものころに踏みつぶして遊んでいた!などの話をよく聞きます。我々きのこ好きは、大人なのにつついて遊んだりするのですが(笑)

踏んだり叩いたりすると、頭頂部からブシューッ!!っと胞子が噴き出して、それがホコリが噴き出しているようだから、ホコリタケと呼ばれています。

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頭頂部から胞子が噴き出す

ホコリタケには、キツネノチャブクロという別名もあります。キツネノチャブクロよりはホコリタケの方が覚えやすいですから、ホコリタケの方が知名度は高いと思います。

 

叩けばホコリの出る身…のホコリタケ、別に彼らに罪はないのですが、見つけるとどうしても叩いて遊んでしまいますね。しっかり熟してボフボフと胞子が出る様子を観察するのはとても楽しい!胞子を出してホコリタケの繁殖に貢献する行為を、きのこ好きたちは奉仕活動にひっかけて「ご胞子活動」と呼んでいるんですよ!

 

ツチグリなどもご胞子活動をして楽しめます!ツチグリの記事はこちら↓

 

ホコリタケのなかまたち

ホコリタケ、とひとことでまとめられていますが、実はたくさんの種類があるようです。観察していると色・形が違うものや生える場所が違うものがあることに気づきます。

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ホコリタケのなかまは他にもたくさん

タヌキノチャブクロは切り株や倒木などの材から発生し(たまに地面から発生することもあります)、目立つトゲトゲがありません。キツネに対してタヌキとは面白い名前の付け方ですね。

クロホコリタケは割と標高が高めの針葉樹の森で見かけます。富士山でよく見かけますが、真っ黒なので見落としがちです。

柄の長いホコリタケのなかまは、別種かもしれないし、同じ種かもしれない。まだ明らかになっていないきのこです。

 

ホコリタケは他にもたくさんの種類があるようなのですが、まだ未知のものが多く名前がついていないものもあります。とても身近なきのこなのに、わからないことが多いってミステリアスで魅力的ですね。

 

おわりに・つついて遊べる楽しいきのこ

ホコリタケは、本来は雨粒などが当たると胞子が出てくる構造になっています。人がつつかなくても胞子を吹き出せるのです。

しかし!

楽しいので!!

ご胞子活動に励みましょう!!!

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若いうちはぷにぷにしている

普通のきのこたちは傷つけたりすることに罪悪感が生まれてしまうのですが、ホコリタケは胞子をばらまくことに一役買っている(ハズ)と思えば叩きのめしても悪くはない(ハズ)!

 

きのこのかわいさ知らしめたい!きのこってかわいい。きのこっておもしろい。きのこってふしぎ。みなさんもつついて楽しいホコリタケに会えるといいですね。

 

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この記事を書いた人

『きのこのかわいさ知らしめたい!』
きのこってかわいい。きのこっておもしろい。きのこってふしぎ。
地元相模原や富士山エリア、旅先で見つけたきのこの写真を撮っているアマチュアきのこ写真家です。
かわいいきのこの魅力を写真で伝えていくため活動しています。
きのこのかわいさは食毒(食べられるかどうか)に関係がないので、基本的には食毒に触れないスタンスです。
好きなきのこはベニテングタケです。

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