秋、といえばきのこ狩りのシーズン!
山には多種のきのこが生えています。
しかし、”食べる目的”のきのこ狩りは経験が必要です。
最低限、食べられるきのこと毒きのこを見分けられる必要があり、これが難しい。
日本だけで5,000種類ものきのこが生えているといわれ、食菌にそっくりな毒きのこもあり、経験を積んだ人でも間違えてしまうことがあるんです。
ということでわからない内は食べる事を目的とせず、きのこの可愛いフォルムを愛でたり珍しいきのこを図鑑と見比べて覚えたり、写真を撮ってSNSで共有したり、そういう楽しみ方をおすすめします!
しかし、素人でも安心してきのこ狩りが楽しめるスポットがあるんです。
プロが育てたきのこをもぎ取り、バーベキューなどで食べることができるきのこ園、いわゆる観光農園です。
しっかり管理して育てられたきのこは安全で、しかももぎたてきのこはジューシーでとっても美味しいんです!
今回は東京、千葉、神奈川にあるおすすめの『きのこ狩りができるきのこ園』3つをご紹介いたします。
内沼きのこ園(東京都青梅市)
東京都内にあるきのこ園です。
椎茸狩りができるハウスと林、それにおしゃれなカフェとバーベキューができるハウスが併設されています。
カフェでは内沼きのこ園さんで育てた椎茸を使った本格的なメニューが楽しめます。
原木椎茸
椎茸栽培には大きく分けて原木栽培と菌床栽培という方法があり、内沼きのこ園さんでは原木で椎茸を栽培しています。
林や森の中に1メートルくらいの長さに切った丸太が組まれているのを見たことがありませんか?
これが原木栽培です。
丸太の中に椎茸の菌糸を蔓延させ、木の栄養だけできのこを育てます。
昔ながらの伝統的な栽培方法でとても時間がかかりますが香りの良い椎茸ができます。
椎茸狩り(要予約)
椎茸狩りは事前予約が必要です。
せっかく行ったのに椎茸狩りが出来なかったら大変なので必ず電話で予約してから向かいましょう。
予約先電話番号:0428-74-4528
入園料:大人200円、子供100円
原木椎茸についての解説やもぎ取り方法について丁寧な説明をうけてからいざ収穫!
軸の下の方をつまんで左右に揺すると簡単に原木から離れます。
椎茸が完熟している証です。
内沼きのこ園さんでは原木椎茸のカサが開いた完熟でもぎ取りをすすめていて、その状態が一番味が乗っていてとっても美味しいんです!
収穫した椎茸は持ち帰りはもちろんのこと、きのこ園内で七輪で焼いて食べることもできます。
椎茸は100g当たり300円。
炭火焼は一人200円です。
軽食喫茶ぴるつ
内沼きのこ園にはとてもおしゃれなカフェが併設されています。
軽食喫茶ぴるつです。
ちなみにピルツ(Pilz)はドイツ語できのこの意味です。
まさかきのこ園内でこんなおしゃれなきのこ料理が食べられるなんて!
しいたけのアヒージョが特に美味しかったです。
また店内のあちこちに置かれたきのこグッズも見逃せません。
ぜひチェックしてみてください。
≪内沼きのこ園に行った人の口コミ≫
内沼きのこ園の椎茸狩りは最高でした。 pic.twitter.com/dwtkeTTexh
— ルーキー (@FunnyWednesday) March 26, 2019
本日のライドは青梅市まで来ました。内沼きのこ園にてきのこ狩り。しいたけがとてもみずみずしい! pic.twitter.com/z1booWgR61
— TAMA (@TAMATOMOZ) March 9, 2019
佐倉きのこ園
佐倉インターを降りてすぐそば、千葉県佐倉市にある全天候型のきのこ園。
全てハウス内で栽培しているため雨の日でもきのこ狩りが楽しめます。
またバーベキュー施設を併設していて採りたてのきのこを網焼きで食べられます。
佐倉きのこ園さんのきのこは菌床栽培という方法で栽培されています。
オガクズや米ぬかを練ってブロック状に固めた菌床に椎茸の菌糸を蔓延させて育てる方法で、安定した品質のきのこができやすく、採れたてはとてもジューシーです。
椎茸狩り
佐倉きのこ園さんは予約不要でOK。
ただ大きいきのこがなくなり次第終了となりますので早めにお伺いした方がよさそうです。
入園無料、時間無制限で好きなだけ収穫できます。
最後に収穫した椎茸を100gあたり220円で清算するシステムです。
バーベキューもできる?
もぎたての椎茸は持ち帰っても良いのですがその場でバーベキューも可能!
本格的な炭火焼きが楽しめます。
調理機材や食材の貸し出しもあるので手ぶらで大丈夫です。
好きな食材の持ち込みできるプランもあるのでバーベキューを目的に行っても楽しそうですね!
直売所では様々なきのこ商品が売られています。
椎茸茶やしいたけソーセージなど。
こちらも見ているだけでも相当面白いです。
≪佐倉きのこ園に行った人の口コミ≫
「佐倉きのこ園」で、椎茸ときくらげ狩り。菌床ブロックでハウス栽培されたきのこを摘み取り、バーベキューサイトで焼いて食べられるという趣向。香りといい、味といい、食感といい、採りたては旨い。入園無料、採ったぶんを量り売り・持ち帰り可なので、近所の人は役得。 pic.twitter.com/35RlcVZ9N9
— ODDEYEtracking (@oddeyefinder) October 24, 2019
【佐倉きのこ園】
数日前に1ヶ月振りに佐倉きのこ園に行ってきました。前回は椎茸狩り、今回はキクラゲ狩り…初めてのキクラゲ狩りは、また違う楽しみがありました!
キクラゲ、美味しかったです(*^^*) pic.twitter.com/S1LNiHh1ru— 茉葆 (@2oham2) September 1, 2019
きのこ苑お山のたいしょう
その名の通り山の中腹にあるきのこ園。
ハウス内で栽培されている原木椎茸のきのこ狩りができる他、季節によってはミカン狩り、ブルーベリー狩り、タケノコ堀り、そしてこんにゃく作り体験などができます。
また緑が多い園内からは小田原の海が一望でき、ロケーションは最高です。
椎茸狩り
きのこ苑お山のたいしょうでは原木栽培で育てた椎茸狩りができます。
ハウス内なので雨天でも大丈夫!
入園料は無しで収穫した椎茸を100g250円で購入します。
バーベキューやレストランでの飲食もできます
採った椎茸はお店で炭火焼きで頂くこともできます。
採れたての椎茸は香り・旨味が抜群!
ほのかな甘みも感じられます。
また椎茸の創作料理も楽しむことが出来、おすすめは名物たいしょう揚げ!
肉厚の椎茸フライが5枚も乗っていて大満足です。
その他きのこ汁や椎茸丼など農家レストランならではの採れたてで美味しい料理が楽しめます。
≪きのこ苑 お山のたいしょうに行った人の口コミ≫
とれたて椎茸はお食事処で炭火で焼いて美味しくいただき😋お店の方も看板猫ちゃんたちも、優しくて楽しいひとときをすごせました✨夏はブルーベリーがとれるそうなので、また是非行きたい! pic.twitter.com/I9DeIcwIfq
— 波乃りん(橘凜) (@rin87kiko87) May 7, 2019
そして、昼食に訪れた「きのこ苑 お山のたいしょう」の、きのこづくしのランチが最高で。蒸したり、炊いたり、炭火で焼いたり…。原木しいたけ七変化でした! pic.twitter.com/623NjprOmw
— 親子★横浜野菜キッチン (@withvege) December 7, 2018
今回紹介した3スポットは一年を通してきのこ狩りができます。
お近くに行った際はぜひ採れたてのきのこをお楽しみください。
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