きのこ料理研究家 まんぼママです。
前回の『キクラゲ中華丼』に引き続き、今回も生キクラゲを使ったレシピをご紹介します。
キクラゲは卵と相性が良いの!
薬膳料理にも使われるキクラゲがフワッフワ卵に包み込まれたら、たまらない美味しさです。
キクラゲと卵の相性抜群レシピ
《料理名》
『キクラゲとブナシメジのフワッフワ卵炒め』(4人分)
《調理時間⌚》20分
《材料》
- 生キクラゲ・・・1パック(60g)
- ブナシメジ・・・100g
- 卵・・・・・・・4個
- カニカマ・・・・4本
- 万能ネギ・・・・2本分
- 顆粒ガラスープ・6g
- みりん・・・・・大さじ1
- ごま油・・・・・大さじ1
- サラダ油・・・・大さじ3
- 塩、コショー・・適量
《作り方》
- ボールに卵を割り入れ、みりん・ほぐしたカニカマを入れてかき混ぜる。
- フライパンにサラダ油を引き、溶いた卵を1/3位ずつ入れ、その都度大きく空気を入れ込むようにする。ざっくり固まったら皿に取り置く。
- ごま油で、一口サイズに切ったキクラゲとほぐしたブナシメジを焼きつけるように炒め、塩コショーを振る。
- 卵を戻し入れてザットかき混ぜ、皿に盛りつけて万能ネギを散らす。
卵は『あらっ、まだ固まって無いわね?』くらいでお皿に取り置いてOK。
予熱でフワッフワになります。
ブナシメジを切る時は、根元部分を逆V型にカットすると無駄が出ません。
キクラゲの黒色が料理をキュッと引き締めて、卵の黄色をいっそう引き立てます。
見た目から美味しそう感満載!
フワッフワの卵と、キクラゲのプニョプニョ食感のギャップが楽しいですよ😋
きのこ料理研究家・きのこマイスター・野菜ソムリエ まんぼママ
食品のキクラゲは本当はアラゲキクラゲ
日本のスーパーでよく売られているキクラゲは、実は『アラゲキクラゲ』という種類。
だからレシピなどでキクラゲと紹介されていたら、ほぼアラゲキクラゲのことだと思ってOKです。
今回のレシピもアラゲキクラゲを使いました。
一応『キクラゲ』も日本で栽培されていますが、生産量が少ないからほとんど出回らないの。
逆に見かけたらラッキーなくらいです。
キクラゲとアラゲキクラゲの違いはこちらの記事で詳しく解説しているから、ぜひ読んでみてね。
アラゲキクラゲの栄養成分
参考までに、アラゲキクラゲの栄養成分を紹介します。
生鮮 | 乾燥 | ゆで | |
---|---|---|---|
エネルギー | 14Kcal | 184Kcal | 38Kcal |
水分 | 93.6g | 13.1g | 82.3g |
タンパク質 | 0.7g | 6.9g | 1.2g |
脂質 | 0.1g | 0.7g | 0.1g |
炭水化物 | 5.4g | 77g | 16.1g |
灰分 | 0.2g | 2.2g | 0.3g |
食塩相当量 | Tr | 0.1g | 0g |
ナトリウム | 7mg | 46mg | 10mg |
可食部100g当たりに含まれる成分
出典:日本食品標準成分表2020年版
ご覧の通り、生きくらげのカロリーはなんと100gあたり14カロリー!
とってもローカロリーな食材なんです。
ヘルシーと言われている野菜たちと比べてみてもこの通り。
食材 | エネルギー |
---|---|
トマト | 19Kcal |
大根 | 18kcal |
ゴーヤ | 17kcal |
サニーレタス | 16kcal |
ラディッシュ | 15kcal |
セロリ | 15kcal |
生きくらげ | 14kcal |
きゅうり | 14kcal |
小松菜 | 14kcal |
ズッキーニ | 14kcal |
白菜 | 14kcal |
もやし | 14kcal |
可食部100g当たりに含まれる成分
もやしとタメを張れるレベルでございます。
食物繊維も豊富なので、ダイエットしている方にもおススメです。
コメント