きのこ料理研究家 まんぼママです。
いつものスーパーで買い物中に、パチパチっと眼が合っちゃったきのこは『生キクラゲ』。
昔は中国産の乾物ばかりだったけど、最近は国産の”生”を見かける機会が多くなってきました。
乾燥キクラゲとはまたちょっと違ったコリコリ感がなんとも美味しいの。
実はまんぼママの住む千葉県は、キクラゲ生産者様が多いんです。
私が良く作る定番キクラゲ料理は『中華丼』!
中華丼って、きっと自宅メニューでは無くて、お店のメニューってイメージをお持ちの方も多いのではありませんか❓
でもね、意外と簡単に作れちゃうし、とても美味しいの😋
生キクラゲをgetしたからには、まんぼママ特製の中華丼レシピを特別公開しちゃいます。
キクラゲはきのこです
先日お昼のテレビ番組を見ていたら、ある女優さんが『この間、キクラゲがきのこだって初めて知りました!』って言っていました。
私はきのこ好きだから常識だと思っていましたけど、意外と知らない人も多いみたいです。
天然では、こーんな感じで枯れ枝などから生えていますよ。
きくらげはたくさんの種類がありますが、スーパーなどに並んでいるのは、ほとんど『アラゲキクラゲ(荒毛木耳)』です。
その名の通り、良ーく観察すると片面にうっすら毛が生えてるの。
キクラゲは中国では薬膳食材だった
日本では近年になって栽培が盛んになってきたキクラゲだけど、中国ではもっと古くから大量に生産されていたの。
中国産は主に乾燥状態にして販売されているので、長期保存できるから日本にもたくさん輸入されています。
『木耳』(中国語で”キクラゲ”の事)と表示された乾物のパッケージを見たことがある人も多いんじゃないかしら。
中国では、キクラゲに滋養強壮効果、つまり元気になる効果!があるとされ、薬膳食材としても使われています。
生キクラゲの元気になれる成分
生キクラゲの元気になれる成分には、下記のようなものがあります。
- ビタミンD:骨の健康を保つ
- 食物繊維:便秘予防
- 鉄分:血液を作り、免疫力を高める
- カルシウム:骨粗しょう症予防
- 膠質(にかわしつ):コリコリ食感の素。高血圧・動脈硬化予防
薬膳食材と言われるのも納得!
生活習慣病の予防にも良いですね。
きのこ料理研究家のキクラゲレシピ
《料理名》
『キクラゲの中華丼』(2人分)
《調理時間⌚》20分
《材料》
- 生きくらげ・・・1パック(60g)
- 豚バラ肉・・・・100g
- 玉ねぎ・・・・・1個(100g)
- にんじん🥕・・・50g
- キャベツ・・・・100g
- うずらの卵・・・6個(水煮)
- シーフードミックス(エビ、イカ)・・各6個
- ご飯・・・・・・2膳分
- サラダ油・・・・適量
《調味料》
- 中華スープ・・・300cc
- オイスターソース・小さじ1
- しょう油・・・・大さじ1
- 片栗粉・・・・・大さじ1.5
- ごま油・・・・・小さじ1
- コショー・・・・適量
《作り方》
- キクラゲを洗い、石づきを切り取り一口サイズに切る。
- にんじんは半月切りに、玉ねぎ・キャベツはザク切りにする。
- 豚バラ肉を3cm幅に切る。
- 調味料を混ぜ合わせる。
- サラダ油で食材を炒め、ウズラの卵を入れて調味料を加える(トロミがつくまで煮る)。
- ご飯にかけて出来上がり。
レシピでは生キクラゲを使いましたが、乾燥キクラゲの場合は3gを戻して使ってください。
キクラゲの戻し方はこちらの記事を参考にしてね↓
戻し汁には、キクラゲの栄養がたっぷり溶け出しているから捨てずに料理に使いましょう。
ですので、さっとすすいで汚れを落としてから戻します。
中華丼って見た目もにぎやかだし、いろいろな素材の食感が楽しいわよね。
特に今回のレシピでは、キクラゲのコリコリ感が際立ちます。
元気になれる薬膳食材『キクラゲ』をたっぷり入れた中華丼、ぜひお試しくださいませ~!
きのこ料理研究家・きのこマイスター・野菜ソムリエ まんぼママ
コメント