15種類のきのこ盛りが圧巻!きのこ鍋の何鮮菇 (ホーシェング)さんランチレビュー【東京上野】

先日、ヨコハマきのこ大祭のボスと上野にあるきのこ図鑑みたいな鍋屋さんに行ってきました。

見てください!圧巻のきのこ盛り!

豪華キノコの盛り合わせ

豪華キノコの盛り合わせ

 

なんと15種類ものきのこが並んでいて、それぞれの旨味や食感を堪能できます。

また時間が経つごとに深い味わいに変化していく鍋スープが絶品でした。

満足度高し!

ということで今回は上野にある何鮮菇 (ホーシェング)さんのランチレビューを紹介します。

 

目次

何鮮菇 (ホーシェング)とは

何鮮菇 (ホーシェング)

何鮮菇 (ホーシェング)さんは上野駅にあるきのこ鍋ときのこ料理にこだわったお店。

中国風の名前や店構えからも分かる通り中華料理系で、元々中国大連で流行っているきのこ鍋屋さんの日本進出1号店だそうです。

店名ときのこの絵が入ったお皿などもわざわざ本店から持ってきているそうですよ。

色々な図柄があって店長さんでも何種類あるか分からないと言っていました。

きのこのお皿

 

メニューを見るときのこ鍋以外にも様々なきのこ料理が載っていました。

松茸酒や舞茸アイスなんかもあるみたいですよ?!

何鮮茹(ホーシェング)
〒110-0005 東京都台東区上野4-4-5 上野C-Roadビル3F
4,500円(平均)1,000円(ランチ平均)

r.gnavi.co.jp

 

何鮮菇 (ホーシェング)さんのランチスタイル

鍋と具材がセットになったランチセットが何種類か用意されていますので、基本的にはそれを頼めばOK。

 

セット 内容 料金
キノコ鍋
  • スープ
  • 牛肉
  • 三種類のキノコ
  • 豆腐
  • 野菜盛合わせ
  • 半生麺
980円
ヤマブシタケ鍋
  • スープ
  • 牛肉
  • ヤマブシタケ
  • 三種類のキノコ
  • 団子
  • 野菜盛合わせ
  • 半生麺
1,480円
松茸鍋
  • スープ
  • 牛肉
  • 松茸
  • 三種類のキノコ
  • 団子
  • 野菜盛合わせ
  • 半生麺
2,180円

 

今回は2人ともヤマブシタケ鍋を注文しました。

これだけでも十分お腹いっぱいになる量ですが、無類のきのこ好きが2人揃っているのでさらに豪華キノコの盛り合わせも追加。

これでもかというくらいきのこを平らげてきました。

ちなみにスープ(鍋)を単品で頼みきのこ盛りを注文したり、好きなきのこだけを注文しても良いそうです。

もちろんコース料理も用意されていますよ。

 

28種類の天然きのこから出汁をとったスープ

このお店の売りは何と言っても28種類の天然きのこから出汁をとった秘伝のきのこスープ!

きのこ鍋スープ

 

きのこはそれぞれ違う旨味を持っているので複数を組み合わせて使うと相乗効果で一層美味しくなります。

では、28種類のきのこの相乗効果はいかに?!

 

うーむ、美味しい!

複雑で深い味わいですが意外とあっさりしています。

そのまま飲んでも美味しく、なぜかホッとする味。

この味は自宅ではなかなか出せないでしょう。

 

また色々な具材をシャブシャブしていく事でスープの旨味がどんどん変化していきます。

きのこや野菜、お肉の旨味が加わり濃厚に、美味しくなっていくんです。

きのこ鍋スープ

 

≪スープが美味しくなるきのこ鍋の食べ方≫

  1. まずはスープを味わう
  2. 最初にきのこを茹でて食べる
  3. きのこの出汁が出たところでもう一度スープを味わう
  4. 野菜を茹でて食べる
  5. 豆腐などを茹でて食べる
  6. 団子と海鮮を茹でて食べる
  7. お肉をしゃぶしゃぶする
  8. 最後は麺で〆る

 

あんまり美味しいのでどんどん飲んでしまいますが、店員さんが減ってくる頃を見計らってスープを追加してくれます。

天然きのこを28種類を煮出したスープなんて良く考えたらかなり貴重なスープなのに飲み放題!贅沢!!

せっかくなのでどんどん飲みましょう。

時間が経つほど美味しくなるスープは試す価値ありです!

 

付けダレは好きにカスタマイズ可能

店内には付けダレバーが用意されていて自分好みの味にカスタマイズできます。

付けダレバー

 

露木的にはきのこの風味を楽しむ際は海鮮汁が良かったです。

また、胡麻ダレ+麻辣ダレ+ネギ&パクチーはお肉や豆腐にぴったり。

いろいろありすぎて迷ってしまった時は店員さんにおすすめを聞いちゃいましょう!

 

きのこ盛りが圧巻!

こちらがランチ『ヤマブシタケ鍋』の具材盛り。

きのこはヤマブシタケ、椎茸、舞茸、えのきの4種類が乗っています。

ヤマブシタケ鍋の具材

 

で、こちらが追加注文した豪華キノコの盛り合わせ

15種類のきのこの盛り合わせ

 

なんと15種類ものきのこがザルに乗っています。

  1. ぶなしめじ
  2. 白ぶなしめじ
  3. 山伏茸
  4. 椎茸
  5. エリンギ
  6. 舞茸
  7. えのき
  8. 山なめこ
  9. 平茸
  10. 花びら茸
  11. 朱鷺色平茸
  12. たもぎ茸
  13. 柿の木茸
  14. 白舞茸
  15. あわび茸

 

なかなか普段これだけのきのこは見られませんから圧巻です!

黄色いタモギタケやピンク色のトキイロヒラタケ、純白のハナビラタケなどが並び彩りもきれい。

また滅多に食べる機会が無いので単品でキヌガサタケも注文しました。

実は露木、元きのこ問屋の営業マンなのでちょっとだけきのこの解説しますね。

 

ヤマブシタケ

ヤマブシタケ

白くてモジャモジャしたきのこ。

天然物はなかなか見つけるのが難しく『幻のきのこ』とも呼ばれ、中華料理 四大山海珍味の一つに数えられています。

(今は栽培方法が確立されて長野県や山形県で栽培されていますよ)

食感は柔らかく良いダシが出るので鍋具材にぴったり!

名前の由来は山伏の袈裟飾りに似ていることから。

 

タモギタケ 

タモギタケ

黄色が鮮やかなヒラタケ科のきのこ。

美味しいきのこのため全国各地で人工栽培されています。

見た目が良さから、実はきのこ鍋屋さんでは定番具材

個人的には魚介のように感じられるダシが美味しくて大好きです。

尚、加熱すると鮮やかな黄色は落ち乳白色に変わってしまいますが、それは旨味や栄養がしっかり溶けだした証拠。

そのくらいまで加熱した方が美味しいんです。

余談ですが思い出のマーニーの劇中できのこ狩りしているのはこのタモギタケだと言われています。 

 

あわび茸

黒あわび茸

黒あわび茸という商品名で流通しているきのこ。

味わうというより、独特な歯応えに特徴があります。

噛むと軽い弾力があってスコン、スコンと切れます(伝われぇ)。

個人的にはこのきのこは濃い目のたれに付けて食べるのがおすすめ!

自分で料理する時はアヒージョなどにすると美味しいですよ。

まだ生産量が少なく、なかなか食べる機会のない希少なきのこです。

 

キヌガサタケ

キヌガサタケ

別名『きのこの女王』

竹林に生えるきのこで、レースを纏ったような美しい見た目はとても人気があります。

日本ではあまり食べませんが中国では高級食材で主に乾燥品が利用されています。

軸はスープをよく含みシャキシャキとした独特の食感。

レース部分は柔らかく、同じくスープに入れたり食材を包んで飾りに使うこともあるそうです。

 

〆は中華麺&クロレラ麺

鍋の〆はきのこスープで茹でる中華麺とクロレラ麺

これを入れるとスープにとろみがつきます。

いやー、最後まで美味しかった!

〆の中華麺とクロレラ麺

 

まとめ

上野の何鮮菇 (ホーシェング)さんできのこ尽くしを堪能しました!

ほぼほぼきのこなのでかなりヘルシーだと思われますが満足感高し(食物繊維が豊富ですもんね)。

とても美味しかったです!

参考までにランチセット+きのこ盛りは2人だと若干多いので、3~4人でちょうどよいかもしれません。

(もちろん2人で全部食べ切ってきましたよw)

またぜひきのこ仲間たちとお伺いしたいと思います。

 

帰り際に店長さんと記念撮影📸

何鮮菇 (ホーシェング)さんで記念撮影

左から露木、店長さん、ヨコハマきのこ大祭のボス

 

ヨコハマきのこ大祭のボスが編集した何鮮菇 (ホーシェング)さんの動画

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この記事を書いた人

露木 啓(つゆきのこ)のアバター 露木 啓(つゆきのこ) 関東きのこの会 代表

『“キノコ”といったら露木までっ!』
元きのこ問屋の営業マン。
生産者さんからきのこを仕入れ、主に関東のレストランや生協さん、自然食品さんに卸す仕事をしていました。
また『きのこのじかん』という情報発信サイトできのこ記事も書いていました。
今は職業きのこから離れ、趣味としてきのこと付き合っています。
主に土日に散策してきのこを撮ったり。
また、きのこの歌を作詞作曲し歌っています。

・ベーシックきのこマイスター
・ヨコハマきのこ大祭実行委員

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