市販されている白いキノコまとめ|白色が映える水炊き~豆乳鍋レシピ付き

市販されている白いキノコまとめ

スーパーなどで市販されている『白いキノコ』をまとめました。

皆さんは、白いキノコといえば何を思い浮かべますか?

多くの人は、店頭でよく見かけるエノキタケやホワイトマッシュルームだと思いますが、実はその他にも多種類の白いキノコが栽培され国内で流通しているんです。

という事で、今回は日本で市販されている白いキノコたちを紹介いたします。

 

目次

市販されている白いキノコ

日本で市販されている白いキノコをまとめました。

随時、増やしていきたいと思います。

 

エノキタケ

エノキタケ

白いキノコの代表格と言えば、やはりエノキタケでしょう。

日本で一番生産されているキノコで、スーパーに行けばいつでも買えてリーズナブル。

クセが無く、どんな料理にも合う万能食材です。

でも、実は天然のエノキタケは茶色いって知っていましたか?

 

ホワイトマッシュルーム

ホワイトマッシュルーム

マッシュルーム世界的に人気のあるキノコです。

元々ヨーロッパで盛んに栽培されていたものが日本に伝わり、国内でも栽培されるようになりました。

白色のホワイトマッシュルームと茶色のブラウンマッシュルームがあり、コクや風味に違いがあります。

日本ではホワイトマッシュルームの方が人気です。

 

白マイタケ

白マイタケ

白いマイタケは、キノコ生産大手の雪国まいたけが栽培している事もあり、スーパーでも比較的よく見かけます。

茶色いマイタケは煮汁に色素が溶け出し黒っぽくなりますが、白マイタケなら黒くなりません。

気になる方は白マイタケを使ってみましょう。

 

白ブナシメジ(ブナピー)

白ブナシメジ(ブナピー)

カサまで真っ白いブナシメジです。

キノコ生産大手のホクトが栽培していて、『ブナピー』という商品名が完全に定着しました。

ほんのり甘みがあり、ブナシメジに感じられるような苦みも無く、お子様でも食べやすいキノコです。

ちなみにブナピーの“ピー”とはプルンプルン(Pulun pulun)の『p』から来ています。

 

バイリング(白霊茸)

エリンギと同じヒラタケ属のキノコで、ハクレイタケやユキレイタケという商品名で呼ばれている事もあります。

生産量が少ないのでなかなか見かけませんが、食感が良く、ほんのり甘みがある美味しいキノコです。

元々は中国出身ということもあり、中華料理屋さんでよく使われています。

 

ハナビラタケ

ハナビラタケ

ハナビラタケは、その名の通り花びらの様な、又は白い珊瑚の様な可憐な見た目のキノコです。

コリコリした食感が美味しくクセが無いので、いろいろな料理に合わせられます。

見た目がきれいなので料理の彩りとしても使えます。

 

白ヒラタケ

プルーロット(pleurote)という商品名で、新東名の駿河湾沼津サービスエリアで販売されていました。

プルーロットはフランス語でヒラタケを意味します。

一般的なヒラタケと同じく、良いダシが出る美味しいキノコです。

 

白ナメコ(初雪たけ)

青森県で栽培されていた白いナメコは、『初雪たけ』という商品名が付いていました。

茶色いナメコに比べるとクセが少なく、苦手な方でも食べやすいです。

またヌメリが少ないのも特徴で、洋食などにも合わせやすくなっています。

※現在は生産を停止しているようです。

 

白キクラゲ(銀耳)

白キクラゲ(銀耳)

白キクラゲは、楊貴妃が好んで食べていたと言われている美容食材です。

保水力に優れていて肌を潤すとされ、中国では薬膳食材として好んで食べられてきました。

国産はほぼ無く、日本で流通しているほとんどが輸入品の乾物です。

 

白アラゲキクラゲ

アラゲキクラゲの白色種です。

よく白キクラゲという商品名で販売されていますが、中国で好んで食べられている『白キクラゲ』とは別種。

見た目がとてもきれいで加熱してもほとんど色が変わらないため、料理の彩りに利用できます。

 

ヤマブシタケ

ヤマブシタケ

山伏の胸飾りのボンボンに似ているから『ヤマブシタケ』の名が付いたキノコ。

俗称で『ウサギタケ』、『ハリセンボン』とも呼ばれます。

乾燥したヤマブシタケの唐揚げを食べたことが有りますが、鶏肉の様な食感で非常に美味しかったです!

 

コプリーヌ(ササクレヒトヨタケ)

コプリーヌ(ササクレヒトヨタケ)

ササクレヒトヨタケは、成長して大人になると自己分解酵素によって一晩で自分を溶かしてしまう儚いキノコです。

だから一夜茸(ヒトヨタケ)という和名が付けられました。

ただ、幼菌時は食用になり、味・食感ともにとても優秀です。

国内でも栽培されていて『コプリーヌ』という商品名で流通しています。

 

キヌガサタケ

キヌガサタケ

キヌガサタケは、レースを纏ったような見た目から『キノコの女王』という異名を持つキノコです。

白色のレース部分が食用になり、乾燥物が高級食材として流通しています。

主に中国産が中心ですが、日本でも少量栽培されています。

 

白いキノコを使った鍋レシピ

参考までに、白いキノコが映える鍋料理のレシピを紹介します。

水炊き⇒豆乳鍋⇒〆の鍋カルボナーラと3段変化するレシピです。

 

《料理名》
『白いキノコの水炊き/豆乳鍋/〆の鍋カルボナーラ』(1人分)

 

《調理時間⌚》15分

《水炊きの材料》

  • 白いキノコ類・・・300g程度
  • レタス・・・・・・40g
  • 水菜・・・・・・・40g
  • ブロッコリー・・・20g
  • 花人参・・・・・・1枚
  • 長ネギ・・・・・・40g
  • 鶏肉(手羽先)・・1本
  • 水・・・・・・・・200cc
  • 粉末コンソメ・・・4g

※キノコは次の種類を使いました。

白ブナシメジ、白マイタケ、ハナビラタケ、バイリング、ホワイトマッシュルーム、エノキタケ

《豆乳鍋の材料》

  • ウィンナー・・・・1人前
  • 豆乳・・・・・・・150cc

《〆のカルボナーラの材料》

  • ベーコンブロック・30g
  • 豆乳・・・・・・・150cc
  • 卵・・・・・・・・1個
  • パスタ・・・・・・30g
  • ナチュラルチーズ・50g
  • パセリ・・・・・・少々
  • ブラックペッパー・少々
  • 塩・・・・・・・・適宜

※豆乳はスープの残り具合で調整して下さい。

 

《作り方》

  1. 鍋に水、手羽先、粉末コンソメを入れ加熱する。
  2. 食べやすい大きさにカットしたキノコと野菜を入れて煮立てる。
    アクが出るので丁寧に取り除く。
  3. すこし煮立てたら【水炊き】の出来あがり!
  4. 【豆乳鍋】水炊きの残りスープに豆乳150ccと残ったキノコや野菜・ウィンナーを入れて加熱する。
  5. 【〆】パスタを茹でる。
  6. 【〆】豆乳鍋の残りスープに豆乳を入れ、残ったキノコとスライスしたベーコンを入れ加熱。
  7. 【〆】煮立ったら別に茹でておいたパスタを入れ火を止める。
  8. 【〆】溶き卵を入れ、ブラックペッパーとチーズを振りかけ、塩で味を調節して〆のカルボナーラの出来上がり。

 

白いキノコの水炊き

水炊きは、複数のキノコから溶け出る複雑な旨味とレタスの甘みで、スープがとても美味しいです。

また、レタスのシャキシャキ感と多種類のキノコの食感が楽しめます。

 

白いキノコの豆乳鍋

食べ進んで味変したくなったら次は豆乳鍋。

ベースのスープがあるので超簡単です!

豆乳を入れると一気にコクが出て、あっさり系の水炊きとはまた全然違う鍋になります。

キノコと野菜のダシと豆乳がまた良く合うんです。

 

白いキノコの鍋カルボナーラ

そして鍋といったら最後は〆のお楽しみ。

ちょっとおしゃれに、お鍋でカルボナーラを楽しみましょう♪

 

まとめ

  • エノキタケやホワイトマッシュルーム以外にも10種類を超える白いキノコが市販されている
  • 白いキノコは鍋料理などに使うと良く映える

 

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この記事を書いた人

露木 啓(つゆきのこ)のアバター 露木 啓(つゆきのこ) 関東きのこの会 代表

『“キノコ”といったら露木までっ!』
元きのこ問屋の営業マン。
生産者さんからきのこを仕入れ、主に関東のレストランや生協さん、自然食品さんに卸す仕事をしていました。
また『きのこのじかん』という情報発信サイトできのこ記事も書いていました。
今は職業きのこから離れ、趣味としてきのこと付き合っています。
主に土日に散策してきのこを撮ったり。
また、きのこの歌を作詞作曲し歌っています。

・ベーシックきのこマイスター
・ヨコハマきのこ大祭実行委員

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