かつて皇帝が寵愛しすぎたため戦争まで引き起こしたとされる傾国の美女、楊貴妃(ようきひ)。
その楊貴妃が美しさを保つために好んで食べていたと言われているきのこが白きくらげです。
白きくらげは漢方では『銀耳(ぎんじ)』と呼ばれ、肌を潤し、老化防止、滋養強壮などの効能があると言われている、まさに”女性に最適”なきのこなんです。
僕も横浜中華街に行ったら結構安く売っているので時々奥さんに買って帰るのですが、そういえば白きくらげを食べた後はなんだか肌が潤うような気がするんですよね(フラシーボ効果?)。
楊貴妃が好んでいたというのもなんだか分かる気がします。
ちなみに日本で流通している白きくらげのほとんどは中国産の乾燥品ですが、僕のきのこ筋では国内でも少しずつ栽培され始めているようですよ。
”生白きくらげ”として流通する日も間近かもしれません。
今回はそんな話題の白きくらげの水戻し方法を紹介します。
白きくらげの戻し方
白きくらげは涼しげな見た目と柔らかい食感でデザートが定番!
しかし独特の香りを持っており、デザートにするには臭みをとってあげる必要があります。
そこで、臭みも取れる”一石二鳥な乾燥白きくらげの戻し方”をお教えします!
- 白きくらげをたっぷりの水に30分浸します。
- 水の中で揉み洗いして汚れを落とします。
水が濁らなくなるまで何回か繰り返し洗いましょう。 - 5分間水にさらしておきます。
水からあげたら固い石突の部分は切って捨てて下さい。
白きくらげは独特の匂いを持っている為、揉み洗い&水にさらすことにより臭みをとります。
またぬるま湯では無く水で時間を掛けて戻しましょう。
※戻した白きくらげは必ず加熱調理してお召し上がり下さい。
白きくらげのデザートを食べて美しく
水戻しした白きくらげは食感プルプル!
ゼリーにしたり、フルーツと一緒にシロップを掛けてお召し上がりください。
台湾では温かい甘めのスープに入れて飲んだりもするそうです。
お汁粉みたいな温スイーツもアリかもしれませんね。
白きくらげデザートを食べてたら『あれ、なんか最近可愛くなったんじゃない?』とか言われちゃうかも!
白きくらげの戻し方のポイント、のまとめ
- 白きくらげは美容に良い漢方食材!楊貴妃さんもお気に入り
- 独特の臭みがある為、水戻ししながら揉み洗い&水にさらすを繰り返すことで臭みを消す
- 加熱してデザートにするのが定番!
※戻した白きくらげは必ず加熱調理してお召し上がり下さい。
おまけ、以前はこんな商品も販売されていたそうです。
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