しいたけの保存には冷凍がおすすめ!きのこは凍らせると美味しくなります

せっかく買ったしいたけ、半分料理に使って残り半分は後で使おうと思って取っておいたら、いつの間にか腐ってしまい結局捨てる羽目に・・・

そんな経験、ありませんか?

 

それなら残ったしいたけは冷凍して保存しましょう!

冷凍椎茸

 

上手に冷凍すれば長期間保存できるし、しいたけを使いたい時に使いたいだけ取りだせるのでとても便利ですよ。

 

目次

しいたけは冷凍すると美味しくなる?!

昔からしいたけは乾燥するとダシと香りが出て美味しくなると言われていました。

乾燥する事によってしいたけの細胞壁が壊れ、栄養素や味の成分が溶け出しやすくなるからです。

椎茸の乾燥

 

実は冷凍庫で冷凍しても乾燥した時と同じような効果が期待できるんです!

もともとしいたけの90%は水分。
その水分が凍り膨張する事で細胞壁が壊れ、栄養素や味が溶け出しやすくなるんです。

 

簡単3ステップ!冷凍しいたけの作り方 

冷凍しいたけはとっても簡単に3ステップで作れます。

  1. しいたけの石突を切ります。

    椎茸の石突を切る

  2. 調理の用途に合わせて、しいたけを食べやすい大きさにカット。

    椎茸を調理しやすいサイズにカット

  3. ジップロックなどの冷凍可能な保存袋に入れ冷凍庫に。
    だいたい半日もたつとカチンコチンに凍って出来あがり!

    冷凍椎茸

 

注意:冷凍しいたけを使うときは凍ったままで!

冷凍したしいたけの使い方について、1点注意事項があります。

必ず解凍せずに調理に使って下さい。
 

冷凍して細胞壁が壊れているために、解凍するとドリップが出てグチャッとした”かわいそうなしいたけ”になってしまいます。

冷凍椎茸のドリップ

 

冷凍する前にしいたけをカットしておくのは、解凍せずにそのまま調理に使うためだったんです。

 ポイント

冷凍椎茸は必ず凍ったまま調理に使用しましょう。

スープに入れる時も凍ったまま。
炒める時も凍ったまま。そのままフライパンに投入です。

 

しいたけの保存は冷凍がおすすめ、のまとめ

  1. 余ったしいたけはカットして冷凍庫で保存
  2. 冷凍するとしいたけの細胞壁が壊れ栄養素や味が溶け出しやすくなる
  3. 冷凍しいたけは解凍せずに凍ったまま調理する!

 

しいたけが余ったり大量に手に入ったらぜひ冷凍保存をお試しください。

ついでにスープがいつもより美味しくなって、旦那さんに『お?腕上げたね!』ってほめられたら儲けもん!です。

 

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この記事を書いた人

露木 啓(つゆきのこ)のアバター 露木 啓(つゆきのこ) 関東きのこの会 代表

『“キノコ”といったら露木までっ!』
元きのこ問屋の営業マン。
生産者さんからきのこを仕入れ、主に関東のレストランや生協さん、自然食品さんに卸す仕事をしていました。
また『きのこのじかん』という情報発信サイトできのこ記事も書いていました。
今は職業きのこから離れ、趣味としてきのこと付き合っています。
主に土日に散策してきのこを撮ったり。
また、きのこの歌を作詞作曲し歌っています。

・ベーシックきのこマイスター
・ヨコハマきのこ大祭実行委員

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